YELLOWROOF TEAROOM
2017
Shimane





黄色屋根の茶室

お茶を気軽に知ってもらい、楽しんでもらうための茶室。黄色の屋根の茶室は、屋根の高さに高低差があり 、GLから最低1000mm、入口は、1400mm程度に設定している。中に入ると2畳と廻り縁があり、屋根に はトップライトがあり、トップライトにお軸が配され、書の奥の空を感じることができる。また、風が吹き 屋根は揺れ、風が中に流れる。中にいながら外を感じるような作りとなっている。座面の高さは、H=400 となっているため、中での作法の動きやお茶を頂く姿は見えるが、顔は見えないような高さとなっている。 そのため、中のお客さんは見られているという感覚はなく、お茶を楽しむことができる空間となっている。